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若女将会オリジナル商品 開発中です

2015年8月29日 | | Category 活動報告

猛暑もようやく峠を越えてまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

久しぶりの更新となりますが、この間も私達は変わらず精力的に活動を続けていましたよ。

 

「長良川温泉にお越しいただいた皆様に喜んでいただけるようなお土産品を、私達の手で作ってみたい」というのは、かねてからの夢であり、目標でもありました。

今までにも何度か始動したこともありましたが、残念ながら実現には至りませんでした。

が、このたび、素敵なお声かけをいただき、たくさんの方のご尽力を得て、ようやく実現できそうな段階まで、辿り着くことができました。

 順調に進めば来月にでも、発足10周年の事業のひとつとして、商品のお披露目が出来る予定ですので、まだ具体的な発表は控えさせていただきますが、今回は少しだけその過程をご紹介。

 今回の開発にあたって、お世話になったのはこちら。

鋭い方はもうお分かりになったかもしれませんね。

 試飲を重ねて、理想の風味を探求。

「お客様に自信を持っておすすめできるものを生み出したい!」という共通の強い気持ちを持つ私達。

時には和気あいあいのいつもの雰囲気とは違って、真剣に、妥協のない意見をぶつけあう場面もありました。

 

 でも、そのかいあって、素敵な意見がまとまりました。

 そして、昨日は最終の味とネーミング、パッケージ等の打ち合わせ。

 ご用意いただいた試作品は、想像以上のおいしさ。飲んだメンバー全員が、満面の笑顔となりました。

 

お披露目できるまでには、まだまだ課題が山積みですが、皆様に味わっていただく日が楽しみでたまりません。

詳細が決まりましたら、すぐご報告いたしますね。今しばらくお待ちくださいませ。

 


北陸研修旅行<2日目>

2015年5月7日 | | Category 活動報告

ゴールデンウィークが終わりましたね。連休中はお天気に恵まれ、長良川温泉にもたくさんの方にお越しいただきました。楽しい休日をお過ごしいただけましたでしょうか。

前回に引き続き、北陸研修旅行の報告をいたします。

まずは朝食から。

自分で焼く熱々の干物と、できたてのお豆腐がとってもおいしかったです。

お世話になった加賀屋さんの前で、若女将と孝子さんといっしょに記念撮影。

前日の研修で学んだとおりの丁寧な見送りを受けました。担当の孝子さんは、わざわざ私達のバスの中にまで来られて、心のこもった御礼の挨拶をしてくださいました。このようなおもてなしを受けると、素直に「また来たいなぁ」と思うものですね。

さて、この日の研修はJTB金沢支店様で。

北陸新幹線開通に伴うこの地域の状況を伺い、併せて、北陸発の旅行需要について意見交換をさせていただくのが目的です。

 

お忙しい中、副支店長の伊藤様と営業担当部長の寺澤様にご対応いただきました。

 「東京からの観光客が増えることは予測していたが、大阪や名古屋からのお客様も増え、二次効果が予想以上だった。」

「金沢から周辺へどう観光客を動かすかが課題だったが、今はお客様自身でいろんな媒体を使って、金沢からどこへ行くか、考えてくれている。能登や加賀温泉への人の流れができている。」

「ここにないものを見たい、体験したいと考える人が多い。」「周辺の観光地への距離感を明確にしてもらえると、プランが組みやすい。」など、貴重なお話しを伺うことができました。

 

つづいての昼食は、創業180年の老舗料亭「大友楼」さんで。加賀前田藩の御膳所として勤められ、伝統的な料理を厳しく受け継いでいらっしゃるとのこと。

 

 女将が加賀の料亭文化と加賀料理についてのお話しをしてくださいました。

この鯛の唐蒸しも、武士文化が根強いこの地域らしく腹ではなく、背開きにするのが伝統とのこと。(腹切りにならないよう)

ですが、その技術はなかなか難しく、受け継いでいる人が数少ないようです。

女将の「文化を残さねばならない」という強い使命感と心意気を感じるお膳でした。

 金沢市内は、近江町市場とひがし茶屋街を散策。どちらも観光客がいっぱいで、活気がありました。お客様が多いと、おもてなしする側の人も自然と力がみなぎって、元気になりますよね。

今回の旅行では、数えきれないほどたくさんの収穫がありました。若女将会の結束もより深まりましたよ。ぜひ今後の活動に生かしていきたいと思います。

お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。


北陸研修旅行<1日目>

2015年5月2日 | | Category 活動報告

4月21日~22日の1泊2日、メンバー全員で北陸研修旅行へ出かけました。
北陸新幹線の開通で、今、特に注目を集めている地域の視察と、「おもてなし日本一」と名高い和倉温泉『加賀屋』さんでの滞在が目的です。

まずは、世界遺産に登録された五箇山へ。同じく合掌造り集落が有名な「白川郷」へは伺ったことがあるものの、こちらへは足を運んだことがなかった私達。一度見てみたいということで、立ち寄ることになりました。

昼食後、国指定重要文化財の「岩瀬家」を見学。

中では、お住まいになっているご当主自ら、集落や合掌づくりの建物について、お話しをしてくださいました。あたたかいお茶をいただきながら、いろりを囲んで聞くやわらかい方言が、とても心地よかったです。

訪問された方皆さんに、お話しをされているとのこと。最近は外国からのお客様も増えているようです。

水芭蕉もとってもきれいに咲いていて、すっかり心がほぐれましたよ。

そして、花嫁のれんで有名な七尾「一本杉通り」の町並みを見学した後、加賀屋さんに到着。

ロビーに入ると、目の前一面に美しく晴れわたった海の絶景とお琴の生演奏。一瞬で別世界に来たような気持ちになりました。

客室係、孝子さんの丁寧な呈茶のおもてなしをいただいた後、さっそく会議室へ。

長年客室係として勤められ、現在は教育担当としてご活躍中の岩間慶子氏による「加賀屋おもてなしセミナー」を受けました。
お話の内容は、どれも実際の経験に基づいた興味深いお話ばかり。

「一番大切にしていることはお出迎えとお見送り」「お見送りはお出迎えの倍大切」「出勤して最初にすることはガムテープを持って点検」「お客様との会話の中にさりげないおもてなしができるヒントがある」「年に一回全員参加のクレーム大会を開催」「1階まで下りて、さあいっしょに上がりましょうという気持ちで教育する」「風邪をひいても会社にたくさん薬がある、つまりお客様が薬」・・・などなど、おもてなしから、新人の教育まで、幅広いお話しを伺い、約1時間があっという間でした。

つづいて、毎日開催されている「館内は美術館ツアー」に参加。

支配人の案内で、館内のいたるところにある美術品の数々をめぐる45分間のツアーです。輪島塗、九谷焼、加賀友禅を始め、絵画や刀剣まで、石川県を代表する伝統工芸品についての豊富な知識に圧倒されました。

 

その後は、温泉、夕食、雪月花歌劇団レビューショー、バーしぐれ、そして孝子さんおすすめの“いしるラーメン”まで、めいっぱい堪能させていただきました。

加賀屋さんの接客にふれて感じたことは、「おもてなし日本一」といっても、特別なことをされているわけではないということ。私達もじゅうぶん分かっていること、接客業として普通のことを、何百人といるスタッフ全員が徹底して、そして自ら喜んで前向きに実践されていることが日本一なのだと思いました。

また、特に印象に残ったのが、お客様との会話がとてもお上手ということ。どんな質問や会話をしても、単純に答えてくれるだけで決して終わらずに、必ず何かひと言、こちらが笑顔になる言葉を添えてくれました。

たとえば、「バーテンダーさんがとってもお若い女性なんですね」とベテランらしいスタッフに話しかけると、満面の笑みで返ってきた言葉は「ええ、彼女とってもかわいいでしょ。私の次に。」こちらも自然に笑顔がこぼれますよね。

楽しく有意義な時間に感謝しつつ、和倉の夜は更けていきました。

~2日目につづく~

 

 

 


メ~テレ「ザキロバケイコ」&写真撮影

本日、若女将会の知子会長が、メ~テレの番組「ザキロバケイコ」の取材を受けられました。
ロバートの秋山さんといっしょに、長良川温泉を紹介されたとのこと。

撮影中の秋山さんはとてもパワフルで、突然踊り出したり、予定にない場所に入っていかれたり・・・と、一瞬たりとも気を抜くことができず、さすがの知子さんもぐったりお疲れになったみたいです。

でも、本当は優しくて、気さくな方だったんですって。 「とっても良くしていただいたのよ」と知子さんがおっしゃっていました。

楽しい番組になっていそうですから、放送が楽しみですね。

私達若女将会の例会にも秋山さんが乱入(?)され、少しだけインタビューされましたよ。
どれだけ私達が登場しているかは分かりませんが、お時間ございましたらご覧いただけるとうれしいです。
放送予定は、5月16日(土)午後4:30~ メ~テレの「ザキロバケイコ」です。

さて、本日の例会の目的は、長良川温泉のPRに使用する写真の撮影です。

あいにくの小雨の中でしたが、和傘が素敵な彩りを加えてくれました。

私達の視線の先には・・・撮影を見学されていた秋山さんが。
表情が硬くなりがちな私達から、自然な笑顔を引き出してくださいました。

さて、次に移動した場所は・・・

今まさに満開を迎えた川原町広場の桜のもとで。
お花見気分を味わいながらの楽しい撮影となりました。

まだまだいろいろな写真を撮っていただきましたので、機会がございましたら、ご披露させていただきますね。

お世話になりましたスタッフの皆様、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

さて、私達若女将会もおかげさまで結成10周年を迎えました。

本年度の若女将会もどうぞよろしくお願い申し上げます。


日本の「おもてなし」~第7回若女将会スキルアップセミナー~

2015年3月24日 | | Category イベント, 活動報告

2015年3月11日(水)、第7回若女将会スキルアップセミナーを開催いたしました。

今回は、国内外のお客様から人気の高い旅館、飛騨高山 本陣平野屋女将の有巣栄里子様をお招きし、日本の「おもてなし」をテーマに御講演いただきました。有巣様には2010年に開催したスキルアップセミナーでも講師を務めていただき、今回が2回目の御講演。前回のセミナーは出席者の皆様から大変ご好評をいただいたこともあり、岐阜市内の観光業に携わる皆様を中心に、約90名もの皆様にご出席いただきました。

さて、飛騨高山と言えば、東京、京都などと並び、ミシュランの旅行ガイドで三つ星がつく人気の観光地。平成24年には約15万1千人だった外国人観光客も、平成26年には年間約28万人にまで増加したそうです。本陣平野屋さんでも増加する外国人観光客の方のために、出身国に合わせた言語のパンフレットをそれぞれの客室内にご用意したり、スタッフの方々の英会話教室を開催したり、10か国語の挨拶カードの作成をしたり、身体の大きな方のために、1ランク上の大きさの浴衣や特大のスリッパをご用意されたりと様々な工夫を重ね、旅館ならではの「おもてなし」を実践されているそうです。

おっしゃっていらした中で特に印象的だったのは、外国人観光客の方には日本の良さ、美しさ、細やかさなど、日本の文化を体験してほしい。「外国人だから・・・」ではなく、その人自身に合わせたおもてなしを心がけていらっしゃるということでした。このお話を聞いて、言葉や文化が違うと、つい構えてしまいがちですが、「その人自身」をもてなすことを心がけることが、言葉や文化の壁を越えてお客様の笑顔を引き出す秘訣なのではないかなぁと感じました。

長良川温泉でも、アジアや東南アジアの方を中心に、年々外国人観光客が増加しており、今後も増加していくことが予想されます。最後に行われた質疑応答では、お客様への対応で喜ばれたことや、文化の違いから戸惑われたことなど、長良川河畔の宿泊施設の従業員の方を中心に積極的に質問されている姿がとても印象的でした。

また有巣様の御経験に基づいたお話しは、臨場感があり、約1時間半の講演でしたが、あっという間に時間が経ってしまった様な気がします。「もっと聞きたい!」と思われた方もきっといらしたのではないでしょうか。

最後になりましたが、季節外れの積雪で足元が悪い中、セミナーにご出席いただきました皆様をはじめ、今回のセミナーに多大な御協力をいただきました有巣様、岐阜商工会議所、公益財団法人岐阜観光コンベンション協会の皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 


よいお年をお迎えくださいませ

2014年12月31日 | | Category 活動報告

2014年もいよいよ押し迫ってまいりました。

先日のてづくり干し柿のその後のご報告です。

この1ヶ月間、長良川温泉では5つの施設で干し柿の風景がお目見えしました。

こちらは、すぎ山旅館さんの玄関。和の雰囲気がぴったりです。

こちらは、ホテルパークさん。グリーンの飾り付きですね。

 

こちらは十八楼さん。丁寧に手もみをされています。

 

岐阜グランドホテルでも、正面玄関に吊るしました。海外からのお客様が、珍しそうに写真を撮られていましたよ。

そして、1ヶ月たったクリスマスに、干し柿が完成。

当ホテルでは、総料理長の厳しいチェックを無事通過し、さっそくお客様にお出しすることができました。

いろいろな調理方法を考えてくれていましたが、結局「そのままの味がとてもおいしいから」という総料理長のひとことで、あまり手を加えずシンプルな形でお召し上がりいただきました。

サービススタッフが、若女将会手作りで、ホテルに干してお作りしたことなどを丁寧に説明したところ、お客様がとても喜んでいらっしゃったとのこと。

うれしくて、記念写真を撮ってしまいました。

十八楼さんでも、お正月のお料理にお出しするようですよ。

若女将会の「てづくりでおもてなしプロジェクト(仮称)」、来年ももっと広げていけたらいいなと思います。

 

本年もたくさんの皆様に長良川温泉にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

あわせて、若女将会の活動にご理解とご協力を賜りましたこと、重ねて御礼申し上げます。

来る年も皆様にとりまして、輝かしい年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 


てづくり干し柿に挑戦 

2014年11月26日 | | Category 活動報告

先日参加しました岐阜市かき共販振興会様主催の「柿農家を体験しよう!プログラム」のデモンストレーション。

この体験をしながら、「若女将会手作りの干し柿を作ってみようよ!」という声があがり、さっそく実行に移すことになりました。

以前より、「お客様に喜んでいただけるおもてなしのひとつになるかもしれない」、「新しいお土産や名物のヒントになるかもしれない」という思いから、何か自分達の手で作ってみたいという気持ちを持っていた私たち。

どんな形になるかは分からないけれど、とにかくやってみよう!という意気込みで集まりました。

先日お世話になったJAぎふ様から、約100個の柿を購入。

ご用意いただいた柿は、とても立派なものばかり。
さっそくみんなで手分けして、皮むき開始です。

衛生面に気を付けながら、ひとつひとつ丁寧に作業は進みます。

 

作業をしながらも、笑い声が絶えないのが私達らしさ。
約1時間で100個の皮むきが終了しました。

 

あとは、熱湯で殺菌すれば、完成です。

 

さっそく、十八楼さんの正面玄関に干していただきました。
何だかとってもかわいらしい飾りみたいですね。

 

 この干し柿は、長良川温泉の5施設に分けられて、それぞれ干される予定です。もしかして、河畔のあちらこちらで、干し柿の風景がお目見えするかも・・・。

完成は、ちょうどクリスマスあたり。
うまくできれば、お正月のお料理などに、『若女将会手づくりの岐阜市産干し柿』として、お出しできるといいなぁと思っています。

またご報告いたしますね。

 


柿農家を体験しました!

2014年11月19日 | | Category 活動報告

本日は、若女将会メンバーと旅館の女性スタッフの皆さんで、「柿農家を体験しよう!」プログラムに参加しました。

この体験は、岐阜市かき共販振興会様の主催で、岐阜市グリーンツーリズム実施事業の一環として企画されている、農業と観光を組み合わせた試行ツアーのデモンストレーションとして実施されました。

 朝10時頃に、岐阜市西郷地区の柿園に到着。お天気はまさに柿狩り日和!青空がまぶしいくらいです。

 

 岐阜市立女子短期大学と岐阜大学の学生さん達ヤングチームもいっしょに参加です。

まずは関係者の皆さまから丁寧なご挨拶。岐阜市の柿に対する愛情と、全国にもっと広めたいという強い思いを感じました。

 その後は、さっそく柿狩り体験。

各チームに柿狩りの先生(生産者の方々)がついてくださって、柿を傷つけないはさみの使い方やよい柿の見分け方など、とても優しく教えてくださいました。

最初は、遠慮がちだった私達アダルトチームも、ふと気付いたら・・・

 エレガントな杉山さんが脚立の上・・・

林さんも脚立の上・・・

柘植さんは、余裕のカメラ目線・・・ 

 そのかたわらで、会長は取材を受けています。かごの中には、まだあまり入っていないみたいですね。

 

約1時間ほどで、各自のコンテナはオレンジ色の宝石でいっぱいになりました。

とりたての柿の試食までご用意。柿畑で食べる柿の味は最高です。 

 

つづいては、黒野流通センターに場所を移して、干し柿づくり体験。

説明を受けながら、1人4個の柿を干し柿にしていきます。

さすが先生!見事なむきっぷりです。

 

みなさん上手にできましたね。

不器用な私でもなんとかできましたよ。

あとは、熱湯消毒をして、風通しのよいところに干しておけば約1ヶ月ほどで完成とのこと。あ、1週間後に実をもむことをお忘れなく。

 

なごやかなうちに、プログラムは無事終了。

柿狩りも干し柿づくりも、仲間同士でそれぞれの個性が感じられて楽しいのはもちろんですが、それ以上に楽しかったのは、生産者の方のお話し。
柿を育てる時の裏話やご苦労、おいしい食べ方や身の上話しなど、直接お話ししながら作業ができたことが、本当に楽しくて、貴重な体験でした。間違いなく、観光にいらしたお客様にも喜んでいただけるプログラムになると思います。

実は今日のプログラムに参加したことで、若女将会の新しい活動のアイデアも誕生。
こちらも、後日ご報告できればと思います。

本日、大変お世話になりました岐阜市かき共販振興会の皆様、JAの皆様、岐阜市の関係者の皆様に、心より御礼を申し上げます。

 

 


長良川おんぱく『長良川温泉 旅館めぐり』

朝晩が冷え込むようになり、本格的な秋の深まりを感じる今日この頃、

皆様、体調など崩されていないでしょうか。

私たち若女将会では先日、長良川おんぱくの若女将会主催のプログラム第2弾、「長良川温泉 旅館めぐり』を行いました。

今年は11名のお客様と一緒に、ホテルパーク、岐阜都ホテル、岐阜グランドホテル、鵜匠の家 すぎ山、そして十八楼の5施設をめぐります。

1件目は創業120年のホテルパーク

若女将からホテルパークにゆかりがある文豪川端康成さんと旅館にまつわるお話を聞き、ホテルパーク自慢の展望風呂をご案内。

お風呂から臨む清流長良川は絶景ですね!

続いて、2件目は岐阜都ホテル

長良川の景色をモチーフにしているといわれるチャペルと宴会場、そしてレストランをご覧いただきました。

こちらは、ロケーションが自慢のテラス。

この日はお天気に恵まれ、ホテル自慢の最高の景色をご覧いただくことができました。

3件目の岐阜グランドホテルでは、国内外の賓客をもてなした客室の見学、ソムリエによるオリジナルノンアルコールカクテル体験、そして展望レストラン「キャッスル」でのスペシャルランチの3つのスペシャルな体験をご用意。

こちらはホテル内の「バーやながせ」にてソムリエの日比野さんオリジナルのノンアルコールカクテル体験の様子。

皆様の熱~い視線を感じながら、シェイカーを振ってらっしゃる日比野さん。

イチゴのシロップや長良川サイダーがブレンドされた

出来上がったオリジナルカクテル「カーマイン」。

今回の旅館めぐりのために作っていただいたスペシャルなカクテルです。

皆様の笑顔から、満足度の高さが伺えますね。

ランチの後は約10分ほど長良川プロムナードを歩き、4件目、鵜匠の家 すぎ山へ移動します。

すぎ山の創業者は鵜匠さんのご兄弟とのこと。鵜匠さんにゆかりがある旅館として知られています。

まずは館内に展示してある鵜飼にゆかりがある道具をご覧いただきながら、支配人による長良川鵜飼講座。

そしてお待ちかね、森料理長直伝の和菓子作り体験へ。

皆さんがチャレンジなさったのは「里の秋」(練りきり)と「宇宙の花」(葛饅頭)。

ほとんどの方が和菓子作りは初めてとのことでしたが、森料理長の丁寧なレクチャーで

無事完成。出来立ての和菓子をお抹茶と一緒に楽しんでいただきました。

そして、最後は創業150年有余年の十八楼へ。古い情緒ある格子戸の街並み、川原町を「おんさい案内人」の加藤さんと一緒に散策し、十八楼自慢のお風呂で入浴を楽しんでいただきました。

散策の途中、大きな虹にも遭遇したんですよ。まるで旅館めぐりに参加していただいた皆様を待っていたかのようなタイミングで現れた虹はとってもきれいで思わずシャッターをパシャリと切ってしまいました。

10:00~17:00という長丁場のプログラムでしたが、参加者の皆様の笑顔がたくさん見られ、私たちも一安心。

皆様の笑顔に支えられ、無事に終了することができました。

ご機会があれば、次回はぜひ長良川温泉にお泊りいただけたらと思います。

最後になりましたが、ご参加いただきました皆様、本プログラムに携わっていただいた関係各所の皆様に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 


Welcome to Nagaragawa hot spring!

2014年9月19日 | | Category 活動報告

このたび、日本アセアンセンター主催「若年層交流プログラム」の一環として、メコン流域5ヶ国から学生および観光省庁職員の一行18名の皆さんが、長良川温泉にお越しになりました。

私達若女将会も交流の時間として約1時間を担当し、皆さんに楽しいひとときを過ごしていただきたいという思いで、いくつかのプログラムを準備しました。

会場は十八楼さん。まずは、私達メンバーの自己紹介。

事前に英語で考えてくるようにと宿題を出されていたので、各自四苦八苦して考え、なんとか自分の口から英語で話すことができました。

 

ひとつめのプログラムは、日本旅館についてのレクチャー。

DVDを流しながら、 知子会長が英語で日本旅館の特徴やおもてなし、岐阜の観光についてのお話しを。

 

つづいては、日本の文化として浴衣試着体験。

男性陣は、意外とスムーズに着られましたね。

女性陣は、お好みの色浴衣を選んでいただくところからスタート。皆さん、なかなか美にはこだわりがあるようで、選ぶ目も真剣。
典子先生のお手本にならって、ちょっと苦労しましたが、素敵な浴衣美人ができあがりました。

さあ、そして着たばかりの浴衣で、和室でのお作法をプチ体験。
和室での歩き方、おじぎの仕方など、興味深そうに聞いてくださいました。
座布団の座り方は、少し難しそうでしたね。

その後は、夕暮れの川原町を浴衣姿で散策。

慣れない足元にとまどいながらも、皆さん笑顔がこぼれます。

最後は、お待ちかね長良川鵜飼の観覧です。

かんぱ~い!

鮎の塩焼きの骨をきれいに抜く挑戦をしたり、日本の印象やショッピングした物、将来の夢などを伺っているうちに、夜は更けてゆきます。

この日の鵜飼は最高。真正面から長い時間、じっくりと観覧することができて、皆さん大喜び。
じ~っと目をこらして、一生懸命鵜舟を見つめている様子が印象的でした。

きっとこの幽玄の世界を、肌で感じとっていただいたのではないでしょうか。

最後に、お世話になった日本アセアンセンターの藤田さんと通訳さんといっしょに記念撮影。
私達にとっても、楽しくて有意義な経験をさせていただきました。
一行は、明後日、日本を発たれるとのこと。残りの日本での滞在も、素晴らしい時間となりますように。 そして、ふたたび岐阜の地で、皆さまにお会いできますように。心からお祈りしております。

ありがとうございました。