若女将会プロデュースのおんぱくプログラム『若女将と歩く夜の川原町散策』を、10月25日・26日の2日間、実施しました。私達のつよ~い味方、おんさい案内人の加藤さんもいっしょです。
集合は、ホテルパークさんのロビー。柘植さんが着物姿で初仕事。お客様をお迎えする前に、町並みを説明する文章を、一生懸命練習している姿がかわいらしかったです。
26日は、小さなお子様もご参加いただき、にぎやかに出発しました。
まずは、長良橋南詰にある川端康成の記念碑へ。川端康成ゆかりの宿ホテルパークの典子さんが、提灯の灯りのもと、ロマンティックな悲しい恋の物語を話しています。
薄明かりでも、美しさが際立っていますね(^O^)
この日のお着物は、お母様から譲りうけたものだそうです。秋本番と言う感じでステキ。
続いて、長良川の美しい水面を眺めながら、鵜飼観覧船事務所、川原町へと進み・・・
柘植さんが、うちわやさんの説明をしています。 練習どおりで、ばっちり!そして、創業100年以上を誇る和菓子屋「玉井屋」さんの前を通りかかると・・・
なんと私達を見付けた社長さんが、営業を終えていたはずのお店をわざわざ開けて、店内をご案内してくださいました。ちょうど26日から、『稲邉智津子人形展』が開催中とのこと。11月4日まで、玉井屋さんの他にも、川原町屋、松井邸でもご覧いただけるそうですよ。本当にありがとうございました。
その後は、加藤さんの丁寧な説明を聞きながら、夜の川原町を散策。
途中、こんな明かりが全くない真っ暗な小道を通りぬけ・・・
身体が冷えたところで、十八楼さんの手湯で長良川温泉を体験。皆様のご協力のおかげで、終始なごやかな雰囲気で、ホテルパークへと戻ってきました。小さなお子様も最後までいっしょに楽しく歩いていただけて、本当によかったです。
夜の川原町、お楽しみいただけたでしょうか。またぜひ昼間の川原町へもお越しいただけるとうれしいです。
今回、私達のプログラムにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
おんぱく事務局の方々にも、お力添えいただき感謝申し上げます。
お疲れさまでした!
とうとう『長良川おんぱく2012』開幕の日を迎えました。
本日10時から長良川うかいミュージアムの交流広場でオープニングセレモニーが開催され、若女将会メンバーも駆け付けました。
今日の長良川は、おんぱくの開幕を祝うかのような、快晴です♪
来賓の皆様のご挨拶に続いて、鳳皮伎連さんによる祝いの舞。いつもの華やかさを抑えて、今日の舞は神聖で厳粛な雰囲気の舞でした。
そして、鏡開き。このあと、参加の皆さんに枡酒がふるまわれ、全員で声高らかに乾杯しました。
その後は、最大の?お楽しみ、菓子まきの開始。私達も参加したかったのですが、関係者ですからガマンして・・・たくさんのお菓子を両手いっぱいに抱えて帰って来る女の子の姿に、思わず笑みがこぼれました。
会場には各地の名物を売るテントが出店。その中から、典子さんが山県市が発祥の地という「早矢仕らいす」を買ってくださいました!
とても丁寧に作られたことが感じられる深い味で、おいしかったです。このテントでは、山県市の観光資源を一生懸命PRされる方々との新たな出会いがあり、楽しいひとときを過ごすことができました。
さて、私達若女将会も3つのプログラムを主催する『長良川おんぱく2012』。何とか成功させるよう、力を尽くします。皆様もぜひ参加してみてくださいね。
本日、長良川温泉旅館協同組合の7つの旅館・ホテルにおいて、『信長おもてなし御膳 披露会』を開催しました。
織田信長公がお客様をもてなす際に出したと記録に残っている献立をもとに、戦国時代の調理方法にこだわり、現代風にアレンジして再現した、岐阜ならではの会席料理が、この『信長おもてなし御膳』。新しい観光資源の発掘を目的として、ぎふまちづくりセンターと協力して考案しました。
本年4月に、このブログにて『信長おもてなし御膳 再現料理会』を紹介しました(http://okamikai.org/archives/685)が、今回は各旅館・ホテルの調理人が予算の中でそれぞれに献立を考え、関係者を招いた披露会を、同じ時間にいっせいに開催しました。若女将会メンバーも、事前に勉強会に参加し、信長の生涯や戦国時代の食材、料理を食べる際のしきたりなどを学び、本日に備えました。
岐阜グランドホテルでは、10名のお客様をお迎えしました。これで、準備万端。
本日は時間に制限がありましたので、汁物2種とごはん、お菓子以外はすべて最初からご用意した状態で。
二村料理長が本日お出ししたお料理全体はこのような感じです。
一品一品、こだわって作られているので、ぜひひとつずつ説明したいのですが・・・それはまたの機会に。
冒頭に私から、勉強会で学んだお料理の成り立ちなどをお話しさせていただき、続いて二村料理長が、お料理内容を説明しました。
お客様からは、積極的にたくさんの質問や意見が飛び交い・・・1時間という短い時間でしたが、お楽しみいただけたようです。
「お料理を見て食べるだけでは、正直なところ信長時代の料理と言われてもピンと来ないが、説明を聞いているといろいろな想像がふくらみ、おいしさも増しました。」というお言葉に、いかにお話しの仕方が大切かを痛感しました。私はまだまだ勉強が必要です・・・
今後については具体的に決まってはいませんが、観光客などにおいしくお召し上がりいただけるよう、改良を重ねてまいります。
今日は大変よいお天気で、会場のお座敷からは岐阜城がきれいに見えました。信長公にもこのお料理の感想を伺ってみたいものですね。