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月岡温泉への研修旅行~2日目~

2019年3月19日 | | Category 活動報告

前回に引き続き、研修旅行のご報告です。

2日めのスタートは、朝食バイキングから。

威勢の良い掛け声と共に、広い会場の真ん中で始まったのは・・・

スタッフによるお餅つき。朝からこのような演出があると、うれしいですよね。

お餅は、「泉慶名物お雑煮」として、会場内でふるまわれました。

魚や野菜がいろいろ入っていて、具だくさん!“ここでしか食べられない”という満足感がありました。

 

午前中のお楽しみは、月岡温泉のまち歩き。

最初に立ち寄ったのは、月岡温泉発祥の地。

自称「日本一まずい温泉」というおもしろいキャッチフレーズを目にして、飲んでみたら…この表情。これも楽しい体験ですね。

 

温泉街には、旅館の若手経営者が合同会社を立ち上げ、空き店舗を改装した5つのスポットがオープンされています。

定休日以外の4つすべて回りましたが、私達が一番長く滞在したのはこちら。

新潟地酒が並ぶ「蔵(KURA)」。約90もの銘柄から、好きなお酒を選んで有料で試飲ができます。

皆さんいい飲みっぷりですね。もちろん試飲だけでなく、気に入ったお酒を購入しましたよ。

地酒の試飲の他にも、どの店舗でも、気軽に、簡単な体験ができることがとても魅力的でした。

米粉うどん体験や、コーヒー・紅茶の試飲、煎餅焼き体験に、ごはんの試食まで。

「長良川温泉にもこんなスポットを作りたいね。」という声があがりました。

 

その後、月岡温泉を後にして、昼食へ。

新潟市内の老舗料亭「鍋茶屋」さんに伺いました。

創業は江戸時代。以来160年にわたり、伝統の味と格式を受け継がれ、多くの著名人に愛されてきました。

お食事の後、文化庁の有形文化財にも登録されている建物内を案内していただきました。

私達の目にとまったのが、このステンドグラス。

鮎?らしきお魚がとてもおしゃれに描かれていました。

全く古さを感じない素敵なデザインの照明器具や欄間の数々に、ため息ばかり。

このような貴重な建物を、丁寧に、大切に守られている様子に尊敬の念を感じました。

この2日間で、若女将会メンバーの結束もより一層強くなり、「これからも元気に長良川温泉を盛り上げよう!」という共通の思いを再確認できる、貴重な旅となりました。

個人的にも、あま~い苺とおいしい地酒の宝庫「新潟」が大好きになりました。

お部屋での会話が弾み過ぎて、温泉に1度しか入れなかったことだけが心残りかなぁ。ぜひまた訪れたいです。

大変温かくおもてなししていただいた「泉慶」「華鳳」の皆様、「鍋茶屋」の皆様、心より御礼申し上げます。


月岡温泉への研修旅行~1日目~

2019年3月19日 | | Category 活動報告

約4年ぶりに1泊での研修旅行へ行ってまいりました。行先は、新潟・月岡温泉。

「プロが選ぶ!ホテル・旅館ランキング」等で上位に入られる常連、白玉の湯「華鳳」「泉慶」さまにて、勉強をさせていただくのが目的です。

新潟へは、県営名古屋空港から飛行機で。約50分というあっという間のフライトでした。

お昼にお蕎麦をいただいた後、宿へ。

若女将の温かい笑顔でお迎えいただきました。

明るく広々とした豪華なロビーは、活気あふれる様子。それでいて温かみも感じられるのは、スタッフの皆様の明るい挨拶のおかげでしょうか。

お部屋に案内されると、目にとまったのは素敵に生けられたお花。洗面台やお手洗いにも、椿の花がかわいらしく生けられていました。

お部屋だけでなく、館内至るところに椿の花が生けられ、見つけるたびに「あ!ここにも椿!」と声を上げるのがお決まりとなりました。

 

さて、さっそく、館内見学へ出発です。

レストラン形式のダイニングルーム。庭園を眺めながら横に並んで座るお席もあり、新鮮に感じました。

つづいて、和の個室が並ぶ空間へ。奥へ奥へと広く、数えきれないほどの個室が並ぶ様に、「どんな導線でお料理を運ぶのですか」「ひとりのスタッフで何組を担当されるのですか」など、ついつい矢継ぎばやの質問が。もちろんとても丁寧に答えていただきましたよ。

ご案内いただいたのはフロントのスタッフの方でしたのに、夕食のサービスについての細かい事柄にも大変お詳しかったので驚きましたが、

「夕食の時間には、フロントスタッフもお食事処に入ります。入口からお部屋までのご案内や最初のお飲物をお伺いするだけでも、大変助かると言われますので。」とのこと。納得です。

天井が高くゴージャスな朝食会場、様々なタイプの客室まで、ご案内いただきました。

続いてはお隣の「華鳳」さんへ移動。

こちらでも、客室から

お食事処、宴会場、そして別邸「越の里」まで、時間をかけてご案内いただきました。

印象的だったのは、クレームを未然に防ぐことに力を注いでいるということ。

たとえば、夕食のメニューを可愛らしい凝った形にして、中にはお献立と共に、料理長からの長いメッセージが書かれていました。

そうすることで、スタッフからの説明不足を補ったり、お料理を待つ時間を少しでも退屈に思わせないようにされているそうです。

その後はお楽しみの夕食。

こちらはお肉料理。玉葱の中には、ビーフシチューが。

最後のデザートもこんなに。見ているだけで楽しくなりますね。

デザートと言えば、新潟のいちご「越後姫」!とっても大粒で、甘くて、味が濃くて、メンバー一同絶賛!岐阜のいちごと同じくらいおいしかったです。

美肌の湯という温泉も存分に堪能して、つるつるすべすべのお肌と、いちごの甘い余韻に浸りながら、新潟の夜は更けていきました。

~2日めにつづく~