記事一覧

農業体験交流会で柿狩り体験♪

2010年11月18日 | | Category 活動報告

岐阜グランドホテルの虫賀です。
さて突然ですが、西村早生、早秋(そうしゅう)、太秋(たいしゅう)、富有・・・これらは、すべてある果物の品種名ですが、何の果物かお分かりでしょうか?
正解は、岐阜の特産物、柿なんですよ。今日は、JAぎふの皆様のご協力を得て、若女将会メンバーで、農業体験交流会に参加してきました。
1.JPG
まずは、農産物流通センターで柿の選果の様子を見学。
2.JPG
農家の皆さんから持ち込まれた柿を、ひとつひとつ手作業で、大きさや傷などを丁寧にチェックされていました。例年ですと、3つのコンベアが稼働するのですが、今年は収穫量が少なく、2つだけの稼働で作業されているとのこと。
3.JPG
手作業のあと、また特殊な光の下を通って、大きさや色が選別されるんですって。この機械の動きがおもしろくて、つい見入ってしまいました。
5.JPG
続いて、岐阜市御望のかき園に移動。収穫用のかごとはさみをお借りして、柿の収穫体験が始まりました。
JAの方のアドバイスを受けながら、大きくて色づきのよい実を選んで自由に収穫。柿はもちろん小さな頃から食べていて、十分親しみは持っていたのですが、収穫するのは初めて。実がなっているのをこんなに間近で見るのも初めて、実を傷めないよう先の曲がったはさみで収穫することも初めて知り、とっても新鮮な気持ちになりました。
6.JPG
慣れてくると、脚立を使っての収穫も!なかなかさまになっていますよ、典子さん(^v^)
7.JPG
夢中に収穫していたら、かごをかけた肩が痛くなるほど、いっぱいになっていました。
8.JPG
最後に全員で記念撮影。
昨年は予想以上に実が大きくなりすぎたかと思えば、今年は1週間から10日ほど収穫が遅れていて…など自然が相手ゆえの御苦労や、収穫量と値段の折り合いの難しさ、専業農家の減少、後継者不足の現実など、厳しい農業事情を伺いました。
農業は私たちの生活とは切っても切れないとても大切な産業。農家の方達が安全・安心な産物を苦労して生み出してくださるからこそ、私たちの毎日の暮らしが成り立っているのだと思います。
私たちに何ができるのか、目の前に宿題を突き付けられたようなそんな気持ちで帰ってきました。
農家の皆様といっしょに新しい名物を生み出したり、観光にいらしたお客様に農業を気軽に体験してもらえるようなシステムを考えたり・・・何か新しい試みができるとよいかもしれませんね。
最後になりましたが、JAの皆様、あたたかいご協力とお心遣いをいただきまして、本当にありがとうございました。