2月20日、岐阜グランドホテルにて、ビジットGIFU協議会・長良川温泉若女将会・公益社団法人日本観光振興協会 共催『訪日外国人おもてなし研修』を実施しました。
当日はホテル・旅館関係者を中心に、外国人のおもてなしに興味をお持ちの方、約80名様にご参加いただきました。

公益社団法人日本観光振興協会 森元太郎 様の共催者代表のご挨拶に続いて・・・

若女将会副会長 典子さんによる丁寧な講師のご紹介ののち、本日の講師 ANAビジネスソリューション 森 美佳様の登場です。

森様は、お会いした瞬間から、爽やかでハツラツとしていらしゃいました。
講師をお迎えするにあたり粗相があってはならないと、緊張ぎみだった若女将会メンバーをやわらかく包み込んでくださるような、そんな温かいお人柄も感じました。

お話しは終始エネルギッシュ。
森様は会場を自由に歩かれ、クイズあり、隣同士の演習あり、指名で発言を促される場面あり、みんなでの挨拶の発声ありと、あっというまの90分間でした。

たくさんの印象的なお話しの中で、「外国人の方の思いがけない言動に接した時、驚くのではなくて、“これには何か理由があるに違いない”と相手の文化・習慣を尊重する気持ちを持つことが大切」との言葉は、今までの自分顧みてドキッとしました。

具体的なサイン・しぐさの意味の違いや、所作・行動・食事のタブーも教えていただき、今後の接客にさっそく役立てたいと思いました。
参加者からは、「おもてなしとは特別なことではないんですね。“相手の役に立ちたい”という気持ちがあれば、言葉が流暢に話せなくても接客ができそうです」といううれしい言葉もいただきましたよ。

最後に、先生とスタッフで記念撮影。
今日から、外国人のお客様にもっと自信をもって接することができそうです。
多くの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。
また、講師の森様、共催していただきましたビジットGIFU協議会様、公益社団法人日本振興協会様、有意義な機会をいただきありがとうございました。
このたび、長良河畔のホテル・旅館4館(ホテルパーク、十八楼、鵜匠の家すぎ山、岐阜グランドホテル)にて、織田信長公が客人に振る舞ったお料理をもとにアレンジした『信長おもてなし御膳』を一斉に販売するにあたり、岐阜市役所へPRに出向いてまいりました。

「岐阜市信長公450プロジェクト」が進行中の今、私どもにできることのひとつとして、お客様におすすめしていこうと思っております。
このようなちらしも作成しました。


信長公の活躍したこの地で、いにしえに思いを馳せながらのお食事会はいかがですか。

本日の岐阜新聞にて取り上げていただきました。
ありがとうございます。
すっかりお久しぶりの投稿となってしまいましたこと、どうぞお許しください。
ブログはご無沙汰しておりましたが、私達若女将会は精力的に活動を続けており、2017年も元気に始動しております。
月1回の定例会に加え、ご依頼いただきました各方面の会合への出席や散策マップの校正、新しい料理開発のお手伝いに、セミナー開催の準備、そして新しいお土産の開発も佳境に入っており、まだまだ忙しい日々は続きます。
本日は、十八楼さんにて、テレビ収録に臨みました。番組は、ぎふチャン、夕方の報道番組「Station!」の中のコーナー、『野村證券トップインタビュー』。

地元で活躍されている様々なトップの方が登場されている番組とのことですが、今回は若女将会メンバー全員で出演することとなりました。
慣れない撮影に最初は表情が硬かった私達。
インタビュアーの野村證券岐阜支店長の東様やスタッフの皆様にアドバイスをいただきながら、リハーサルののち、本番。

途中髪の乱れを指摘された典子さんに、すかさず愛子さんが立ち上がってスプレーを使って整えてあげる・・・なんてこともありながら、私達らしくチームプレイで無事撮り終えることができました。

放送は、2月28日(火)のぎふチャン「Staiton!」(18:15~)内、7~8分間の予定です。
メンバー全員そろってのテレビ出演は、おそらく初めてのこと。ご覧いただけましたら、うれしく存じます。
東支店長様、スタッフの皆様、大変お世話になりまして、ありがとうございました。
立春とは名ばかり。長良川をわたる冷たい風が身にしみる毎日です。
風邪など召されていませんでしょうか。
若女将会のメンバーはおかげさまで元気いっぱい。先日は全員揃って新年会を開催しました。
伺ったのは、「L’harmonie de la Lumiere(ラーモニー ドゥ ラ ルミエール)」さん。食通に愛される隠れ家的なフレンチの名店です。
予約を取りにくいお店としても有名ですが、知子会長のお口添えで幸運なことにお席を確保することができました。




到着すると、マダムの素敵な笑顔でのお出迎え。初めて来たはずなのに、なぜかほっとするような、気取らない、それでいて丁寧な、心遣いの行き届いた接客が心地よかったです。
写真がうまく撮れていなくて心苦しいのですが・・・素晴らしいお料理を一部ご紹介。実際はもっと色鮮やかな上に、絶妙な温度、香り、舌ざわりなんですよ!
左上:伊勢海老と菜の花のゼリー寄せ、帆立貝とアスパラの前菜
右上:あわびのグラタン風、温野菜添え
左下:平目のオフー、そら豆を添えて
右下:デザート(焼プリン、マンゴープリンほか)
止まらないおしゃべりと美味しいお料理&ワインで、至福のひとときを過ごしました。

最後にシェフとマダムもご一緒に記念撮影。
幸せな時間を存分に堪能でき、これ以上ないスタートを切ることが出来ました。2016年も仲良く活動していけそうな楽しい予感がいたします。
本当にありがとうございました。

今年最初の投稿は、ホテル屋上から見た長良川の初日の出の写真から。
ご挨拶が遅れてしまいました。
新しい年もすでに2月を迎えましたね。
2016年の長良川温泉若女将会もよろしくお願い申し上げます。
私達は1月の例会を終え、順調に始動しております。
本日は、岐阜市からの要請を受けて、プロモーションビデオの撮影に参加しました。
来年2017年は、信長公岐阜入城及び岐阜命名450年という節目の年となります。そのPRのお手伝いとして、私達も花を添えることとなりました。

快晴の空の下とはいえ、2月の河畔。冷たい風にさらされながら、お互いに励ましあって撮影に臨みました。
短いセリフを言って・・・

お辞儀をするという簡単な流れなのですが、全員で息を合わせて言うのが想像以上に難しくて、大苦戦。
何度もやり直しをさせていただいて、何とか無事終了しました。

正直なところ、お役に立てたのか心配な気もいたしますが、私達の仲の良さは発揮できたのでは…と思います。映像の出来上がりが楽しみです。
またご報告いたしますね。
撮影でお世話になりました皆様、どうもありがとうございました。
長良川温泉若女将会オリジナルブレンド紅茶「長良川~風の香り~」の発売より、約1ヶ月が経ちました。
もうお試しいただきましたでしょうか。
現在は各旅館・ホテルの売店等でのティーパックの販売のみとなっておりますが、今後ラウンジや喫茶コーナーでお召し上がりいただけるよう、準備を進めております。
せっかく飲んでいただくのなら、おいしい紅茶をお淹れしたい・・・ということで、先日、メンバーとスタッフの方々にもお声がけして、紅茶の淹れ方の研修を行いました。

講師は、私達の紅茶の先生、アンノンティーハウスの西願さん。

会場のホテルパークさんには、9名の生徒が集まりました。
さっそく実際に紅茶を淹れてみます。
水の選び方に始まり、カップのあたため方、お湯を注ぐスピードや注ぐ位置など、紅茶専門店らしい細かいこだわりも惜しみなくご披露くださいました。

いつも紅茶に対する探究心が旺盛な西願さん。ティーパックの個数を変えてみたり、お湯に浸す時間を変えてみたり、一番おいしくなる方法を一緒に考えてくださいましたよ。
ですが、お天気や湿度などいろいろな条件によって、紅茶の出方は日々変わるとのこと。実際に自分の目で色を見て判断することが大切だそうです。奥が深いですね。

ストレートティーだけでなく、水出し紅茶や生姜紅茶もレクチャー。
特に生姜紅茶は、いただくと身体全体がぽかぽか。冷えが気になるこれからの季節、特に女性には喜ばれると思います。ぜひラウンジでお出しできるといいなぁ。

最後に、贅沢なロイヤルミルクティーの作り方。
これ、本当においしかったです。家で電子レンジを使って作る方法も教えていただいたので、試してみたいです。

終始西願さんがおっしゃっていたのは、「紅茶を淹れることは難しいことではないですよ」ということ。そして「一番大切なのは、おいしい紅茶を飲んでいただきたいという思いを込めて丁寧に淹れること」。これなら、私達にも何とかできそうです。
おいしい紅茶をお召し上がりいただける日が決まりましたら、またご報告いたします。楽しみにお待ちくださいませ。
おかげさまで、若女将会オリジナルブレンド紅茶「長良川~風の香り~」、誕生の時を迎えることができました。10月1日より、長良川温泉旅館・ホテルの各施設で販売を開始いたしました。(一部都合で遅れている所もございます)
「長良川温泉にお越しいただいたお客様に喜んでいただける、新しいお土産を私達の手で作ってみたい」という夢に、やっと一歩踏み出すことができた気がします。
この紅茶をつくるにあたって、お世話になったのはこちら。

岐阜市泉町にある紅茶専門店「アンノンティーハウス」オーナーの西願さんです。
実際に紅茶のブレンドをしていただいたMLESNA TEA HOUSE様との橋渡しをはじめ、紅茶のプロとしてたくさんの助言をいただきました。本当にありがとうございました。
そして、できあがったのがこちらです。

たくさんの味を試飲して、私達の大切な長良川のイメージ、長良川温泉のイメージ、そして何よりおいしさを重視して、理想の風味を探し、やっとたどり着いたのが、この味です。
文字に表すと、オレンジ、イチゴ、マンゴーにレモンを加えた上品で爽やかな紅茶・・・ですが、ぜひ実際に味わっていただきたいです。
昨日より販売を始めた様子もご紹介しますね。

こちらは、十八楼さん。和のしつらえも意外と紅茶に合いますね。

こちらは、すぎ山さん。
カラフルなリボンがかわいらしいですね。

こちらは当社岐阜グランドホテル。優しい売店スタッフが、売り場の最前列に並べてくれました。
小瓶にティーパックを入れて、実際に香りをお試しいただけるようにしてみましたよ。
長良川温泉の思い出と共に、たくさんの方にお持ち帰りいただき、味わっていただけるよう、PRにも励みたいと思っております。
機会がありましたらぜひお試しいただき、ご感想をいただけるとうれしいです。
よろしくお願い申し上げます。
猛暑もようやく峠を越えてまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新となりますが、この間も私達は変わらず精力的に活動を続けていましたよ。
「長良川温泉にお越しいただいた皆様に喜んでいただけるようなお土産品を、私達の手で作ってみたい」というのは、かねてからの夢であり、目標でもありました。
今までにも何度か始動したこともありましたが、残念ながら実現には至りませんでした。
が、このたび、素敵なお声かけをいただき、たくさんの方のご尽力を得て、ようやく実現できそうな段階まで、辿り着くことができました。
順調に進めば来月にでも、発足10周年の事業のひとつとして、商品のお披露目が出来る予定ですので、まだ具体的な発表は控えさせていただきますが、今回は少しだけその過程をご紹介。
今回の開発にあたって、お世話になったのはこちら。

鋭い方はもうお分かりになったかもしれませんね。

試飲を重ねて、理想の風味を探求。

「お客様に自信を持っておすすめできるものを生み出したい!」という共通の強い気持ちを持つ私達。
時には和気あいあいのいつもの雰囲気とは違って、真剣に、妥協のない意見をぶつけあう場面もありました。

でも、そのかいあって、素敵な意見がまとまりました。

そして、昨日は最終の味とネーミング、パッケージ等の打ち合わせ。
ご用意いただいた試作品は、想像以上のおいしさ。飲んだメンバー全員が、満面の笑顔となりました。

お披露目できるまでには、まだまだ課題が山積みですが、皆様に味わっていただく日が楽しみでたまりません。
詳細が決まりましたら、すぐご報告いたしますね。今しばらくお待ちくださいませ。
ゴールデンウィークが終わりましたね。連休中はお天気に恵まれ、長良川温泉にもたくさんの方にお越しいただきました。楽しい休日をお過ごしいただけましたでしょうか。
前回に引き続き、北陸研修旅行の報告をいたします。
まずは朝食から。

自分で焼く熱々の干物と、できたてのお豆腐がとってもおいしかったです。
お世話になった加賀屋さんの前で、若女将と孝子さんといっしょに記念撮影。

前日の研修で学んだとおりの丁寧な見送りを受けました。担当の孝子さんは、わざわざ私達のバスの中にまで来られて、心のこもった御礼の挨拶をしてくださいました。このようなおもてなしを受けると、素直に「また来たいなぁ」と思うものですね。
さて、この日の研修はJTB金沢支店様で。
北陸新幹線開通に伴うこの地域の状況を伺い、併せて、北陸発の旅行需要について意見交換をさせていただくのが目的です。
お忙しい中、副支店長の伊藤様と営業担当部長の寺澤様にご対応いただきました。
「東京からの観光客が増えることは予測していたが、大阪や名古屋からのお客様も増え、二次効果が予想以上だった。」
「金沢から周辺へどう観光客を動かすかが課題だったが、今はお客様自身でいろんな媒体を使って、金沢からどこへ行くか、考えてくれている。能登や加賀温泉への人の流れができている。」
「ここにないものを見たい、体験したいと考える人が多い。」「周辺の観光地への距離感を明確にしてもらえると、プランが組みやすい。」など、貴重なお話しを伺うことができました。

つづいての昼食は、創業180年の老舗料亭「大友楼」さんで。加賀前田藩の御膳所として勤められ、伝統的な料理を厳しく受け継いでいらっしゃるとのこと。

女将が加賀の料亭文化と加賀料理についてのお話しをしてくださいました。
この鯛の唐蒸しも、武士文化が根強いこの地域らしく腹ではなく、背開きにするのが伝統とのこと。(腹切りにならないよう)
ですが、その技術はなかなか難しく、受け継いでいる人が数少ないようです。

女将の「文化を残さねばならない」という強い使命感と心意気を感じるお膳でした。
金沢市内は、近江町市場とひがし茶屋街を散策。どちらも観光客がいっぱいで、活気がありました。お客様が多いと、おもてなしする側の人も自然と力がみなぎって、元気になりますよね。

今回の旅行では、数えきれないほどたくさんの収穫がありました。若女将会の結束もより深まりましたよ。ぜひ今後の活動に生かしていきたいと思います。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。