長良川温泉 若女将会

川原町勉強会

2011年8月12日 | | Category 活動報告

暑い日が続きますね(^_^;) 事務局の幅です。
こんな、炎天下の中ですが、
若女将会で、岐阜大学の地域科学部・富樫教授にお話を聞きながら
川原町を中心とした長良川温泉界隈をめぐる勉強会をしました。
この勉強会は、10月に開催する『長良川おんぱく』とそのプレイベントで
若女将会が企画するプログラム『若女将とめぐる夜の川原町探訪』に向けて行なったもので
おんぱく事務局のスタッフや、いつもお世話になっている「おんさい案内人」、
富樫先生の可愛らしい生徒さん2人も参加してくださいました。
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川原町は、かつて、長良川の重要な川湊として奥美濃からの木材や美濃和紙の陸揚げが多く、それを扱う問屋町として栄えました。明治時代の地震や戦中の岐阜空襲を逃れることができたこの地域には、現在も格子戸のある町屋が軒を連ねています。
ここ数年は、古くからある団扇屋さん、老舗の和菓子屋さんなどに加え、古い町屋を利用したカフェや雑貨屋さんやレストランができたことで、新しい魅力もプラスされ、観光客も増え、賑やかになってきました。
これまでも、若女将会では、宿泊者向けに川原町を中心とした長良川温泉界隈をめぐる散策ツアーを企画してきましたので、町歩きの研修を何度か行ってきましたが、
富樫先生のお話は、また視点が違っていて、論理的な解説もあり、
点と点が線で繋がっていくような、面白さがありました。
全国各地で、古い街並みが、注目されるようになり、
中には、古い建物に似せた形で安易に改修が行われている地域もあるそうですが、
ここ川原町では、その材木ひとつとっても昔と同じ国産の素材にこだわっているとか・・・
なるほど、もともと材木問屋の町ですものね。
こんな歴史とともにある「本物」の町「川原町」がまた誇らしく思えました。
若女将会がご案内する今回のまち歩きでは、この町を大切に思っている気持を添えて、
たくさんある魅力を皆様にお伝え出来るといいな~と思います。
この長良川おんぱくでのプログラムをご紹介しておきます。
★8月20日(土)19:30~21:00
『若女将とめぐる夜の川原町探訪』
残りわずかですが、まだ空きもありますので、よかったらご参加ください。
お申し込みは、こちらからhttp://nagaragawa.onpaku.asia/
★10月24日(月)・27日(木) 20:00~20:45
『長良川温泉 若女将と歩く夜の川原町散策』
どちらも、手提げ提灯を持ちながら、夜の川原町界隈をめぐります。
若女将たちや、観光ガイドのお話とともに、
やわらかな明りで包まれた、夜の川原町の風情もお楽しみいただけることと思います。