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研修旅行“芦原温泉への旅”<1日目>

2012年3月18日 | | Category 活動報告

3月14日から一泊二日で、初めての研修旅行に行って参りました。行き先は“芦原温泉”。昨年9月に芦原温泉女将の会の皆様が、長良川おんぱくを勉強したいと長良川温泉にお越しになり、その際に交流会を開催したご縁で、今度は私達が伺うことになりました。

参加したのはメンバー5名と贅沢にも専属SP兼ドライバー1名もごいっしょに。

お昼すぎに出発して、最初の目的地は永平寺。さすがは北陸、雪が残る寒さの中、広い境内を見学させていただきました。

途中、三回なでると料理がうまくなるといわれる巨大なすりこぎを発見。なぜだかおおいに盛り上がり、各自のカメラでしばし写真撮影タイム。こんな時もSPは静かにカメラマンの役を務めてくれます。

また、気になる木の板を発見。真ん中あたりだけこすれたような跡があり、板の全面には不思議な文字が・・・修行で頭をこすりつけるのか?何のために?と討論(?)になっていると、愛子さんが通りがかりの雲水さんに丁寧に話しかけ質問。どうやら朝ごはんの合図として、たたく板だったようです。疑問が解決して、全員すっきりした気分で永平寺を後にしました。

宿泊でお世話になったのは、“グランディア芳泉”さん。女将さんのご厚意で、露天風呂のついた広くて素晴らしい個止吹気亭のお部屋をご用意してくださいました。それにしても女将のご挨拶は、本当に優雅で丁寧。お辞儀や言葉や仕草のひとつひとつに神経が行き届いていて、見ているだけで気持ちがほっとする・・・こんなご挨拶ができるようになるには、あと何年かかるのかしら・・・

到着早々向かったのは、温泉たまごコーナー。ラウンジの一角に温泉たまごを無料で作れるスペースがあります。20分くらいで出来上がると言われたので、いったんお部屋に戻ったら、すっかり話に夢中になり気付いたら時間を過ぎていて・・・「ゆでたまごになっちゃう~」と駆けつけたら、見かねたやさしいスタッフさんが卵を引き上げておいてくださいました。とろりとしておいしかったです。

その後、温泉に入り、お食事タイム。立派な屏風の飾られた小座敷に、テーブル・椅子がセットされていました。

出てくるお料理はどれも美しくて、おいしくて。本業は料理人のSPも、蛤の火の通しかげんに「もてなしを受けているという感じがする」と感心しきりでした。お料理はもちろんですが、器もどれも素敵で。同業者としては、「この器洗うの大変よねぇ。」「保管するにもかさばって大変そう。」なんて所に目がいってしまうのでした。 

気付けばたっぷり2時間半かけて味わったお料理。そしてその後は、女将さんおすすめの「あわら温泉屋台村」へくり出すことにしました。おでんや串焼きなど、興味をそそるお店ばかり。観光客だけでなく、地元の方々にも愛されている様子でした。こんなスポットが近くにあったら、毎日でも立ち寄ってしまいそう・・・

7件あるお店から選んだのは餃子専門店“楊々餃子”さん。狭い店内で肩が触れ合うぐらいの感じで11名がひしめきあって食べたのですが、おいしかった~。夕食でおなかいっぱいのはずだったのに、皮がもちもちの水餃子も、焼餃子4種もショウロンポウもペロリ。店主の上海出身の女性もきれいだったし、居合わせた初対面のお客様との会話も楽しかったです。「蟹を送ってあげる」と言われSPが連絡先を交換したけれど、本当だったのかな。・・・と楽しい夜は更けてゆきました。

お世話になった“グランディア芳泉”さんで印象的だったのは、スタッフの皆さんの笑顔。館内のどこでお会いしても、全員が素敵な笑顔で明るい挨拶をしてくださいました。遅い時間に屋台村の送迎までしていただいて・・・お世話になりました。とっても気持ちよく過ごさせていただき、1泊で帰るのがもったいない気がしました。またゆっくり伺いたいです。ありがとうございました。

2日目につづく・・・