長良川温泉 若女将会

第8回スキルアップセミナーを開催しました!

2016年4月22日 | | Category メディア, 活動報告

2016年4月19日(火)に第8回長良川温泉若女将会主催のスキルアップセミナーを開催させていただきました。

本年は講師に岐阜市教育委員会社会教育課 歴史遺産活用推進係長の髙橋方紀様をお招きし、長良川河畔の従業員を対象に「岐阜の魅力を再発見!日本遺産「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜」というテーマで御講演いただきました。

講演の中で私が一番印象に残ったことは、「信長公は岐阜の地に最高のおもておなし空間を創出した」ということです。

残された文献によると、信長公は金華山の麓の現在の岐阜公園一帯あたりに豪華絢爛な居館を築き、居館と山上の岐阜城、そして長良川鵜飼を見せて要人をもてなしたと言われているそうです。

特に麓の信長公の居館は、当時の美濃の人々からは「信長公の【極楽】(楽園)」と呼ばれていたそうで、平成19年から金華山の麓で信長公の居館跡の発掘調査を行っていますが、軍事的なものが見つからないことから迎賓館として使われていたのではないか、と考えられているそうです。

山麓の屋敷で要人をもてなし、山上の城を見学し、展望や音楽を楽しみ、そして長良川で鵜飼を見せる・・・これは、私たちが携わっている、現在の長良川温泉の観光とほとんど変わらないものだと考えることが出来ますね。

織田信長公も長良川鵜飼を見せ、今と変わらない景色を金華山の山頂から見ていたと思うと、なんだか胸にジーンとくるものがありました。

今回の講演を受けて、織田信長公のおもてなしの神髄や昨年認定された日本遺産のストーリーについてもっと学び、今後の業務にも生かしていきたいと思いました。

(写真は講演後。髙橋様と若女将会メンバーと記念にパチリ!)

髙橋様、貴重な御講演をいただきましてありがとうございました。

今回セミナー開催に御協力いただきました公益財団法人岐阜観光コンベンション協会様、ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。

最後になりましたが、今回のセミナーの様子を2016年4月20日の中日新聞朝刊、岐阜新聞朝刊にご紹介いただきましたので、

その記事を御紹介させていただきます。

中日新聞朝刊(2016年4月20日掲載)

岐阜新聞朝刊(2016年4月20日掲載)