岐阜都ホテル 柘植です。
8月20日(土)に 長良川温泉泊覧会(通称:おんぱく)のプレイベント、
「若女将とめぐる夜の川原町探訪」が行われました。
お天気はあいにくの雨でしたが、
19名の方が参加してくださいました。
今回のコースは・・・、
ホテルパーク→護国神社→鵜飼観覧船造船所→川原町→岐阜公園を
めぐる約1時間半の行程です。
若女将会メンバーと「おんさい案内人」が
浴衣姿のみなさんと一緒に提灯を持ち、
スタートしました。
まずはスタート地点のホテルパークで、ホテルパークの山岡さんが、
名作「伊豆の踊り子」で有名なノーベル賞作家の川端康成氏と岐阜、
そして旅館の歴史について解説しました。
皆さん、とても真剣に耳を傾けています。
実は川端康成氏は大正13年に発表された
「篝火(かがりび)」という短編小説の中で、
大正10年に訪れた岐阜での出来事を記しており、
この時にみなと館(現 ホテルパーク)にも訪れているのです。
このため、ホテルパークは川端康成氏ゆかりの宿としても有名なのです。
こちらは、護国神社での様子。
そして鵜飼観覧船造船所前。
こちらでは、十八楼の伊藤さんがクイズを交えながら解説しました。
さて、突然ですが、ここでクイズです!
Q)鵜飼観覧船造船所では、今も昔ながらの船大工さんの巧みの技で
屋形船が作られています。
さて、1年に何艘の船が作られるのでしょうか。
答えは後ほどご紹介します。
そして川原町に差し掛かった頃、雨が強くなり十八楼でひと休み。
休憩を取りながら雨がやむのを待ちましたが、
残念ながら雨は強くなるばかり・・・。
急遽予定を変更し、十八楼の中で松尾芭蕉氏、川原町、
そして旅館の歴史について解説しました。
松尾芭蕉氏はなんと岐阜へ2度も訪れており、
2度目の滞在は1ヶ月ほどだったといわれています。
「おもしろうて やがてかなしき 鵜船かな」という有名な句も残されました。
と、いうことで今回の散策は悪天候のため、
残念ながらゴールの岐阜公園までたどり着けなかったのですが、
風情があり、ゆったりとした気持ちで散策ができました。
参加いただいた皆様、そして「おんさい案内人」の加藤様、
ありがとうございました。
10月に開催される長良川おんぱくでは、若女将会主催で
次のようなプログラムを企画しています。
◎10月2日(日)長良川温泉若女将とパワースポットめぐり
◎10月11日(火))長良川温泉若女将がてほどき 和のハーブティーブレンド体験
◎10月24日(月)・27日(木)))長良川温泉若女将と歩く夜の川原町散策
詳しくはおんぱくホームページでご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
最後になりましたが、クイズの答えです。
答えは2艘でした。
皆さん、正解できたでしょうか?