岐阜グランドホテルの虫賀です。
先日、二泊三日で社員旅行へ行って参りました。
行き先は、山陰。厳島神社~萩~津和野~出雲大社~玉造温泉~足立美術館~松江~蒜山高原~大阪という、なんとも盛りだくさんの旅でした。
楽しい思い出だらけで、何をお話ししようか迷いますが・・・
お腹が痛くなるほど大笑いしたのは、津和野での散策でしょうか。島根県登録観光ガイドのふるさと案内人の方が先導して、20分くらい武家屋敷の立ち並ぶ街並みを案内してくださったのですが、その語り口の楽しいこと!
街中の水路にまるまると太った大きな鯉が何匹もいたのですが、「この鯉はたくさんの観光客からの餌を食べているのですよ。たくさん食べて動かないとこうなりますよ~という見本ですね。」
「この水路はふたも何にもないから落ちる方が時々いるんです。落ちるのは男性ばかり。落ちてから後ろを振り向くと、奥様が立ってるパターンが多いからお気を付け下さい。」
・・・などなど、街や建物の歴史のお話しの最後に、必ず何かしらの冗談が織り交ぜられ、本当に楽しい散策でした。
やはり観光地にはこのような人にいてほしいものですね。その方のおかげで、津和野が何十倍、何百倍にも魅力的な土地に感じることができるような気がしました。
私達若女将会も、今年の春頃から案内人の方と共に、夜の川原町を散策するツアーのお手伝いをする予定になっています。ご参加いただいた皆さまに、何とか楽しい時間を過ごしていただけるとよいのですが・・・詳細はまたこのブログでもご紹介できるかと思います。
笑ってばかりいたら、津和野ではカメラを取り出すのを忘れていて・・・写真は、友人と共に心をこめてお祈りした出雲大社と、米国の日本庭園専門誌によって8年連続日本一に選ばれた足立美術館のすばらしい庭園です。